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【全頭分析②】阪神大賞典2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

昨日に引き続き全頭分析を行っていきます。本日紹介する馬たちは上位人気想定の馬が多いので、是非最後まで読んでいただければと思います。

 

・シルヴァーソニック 牡8 (予想オッズ4人気)

前走天皇賞春は前半長距離の稍重馬場として早いペースで進んだため前が潰れる展開となった。シルヴァーソニックは中団後方からの競馬となり、最終コーナーで徐々に進出すると直線でも伸びての3着であった。展開面では前潰れに恵まれており、先団で競馬をして2着のディープボンドと比較すると内容は落ちる。

前々走レッドシーターフHは海外競争で適性が異なる可能性があるので度外視。

3走前ステイヤーズステークスはスローペースであったものの差しも決まる展開となった。シルヴァーソニックは先団内目からの競馬で終始ロスなく回り、直線は内から伸びての快勝であった。ただ、ステイヤーズステークスは国内最長距離の重賞で特殊な条件のため強いメンバーが揃いづらく、今回のメンバーと比べると見劣る。

シルヴァーソニックは長距離レースで常に馬券内に来ており、現実に走れる点が評価できるものの、今年の阪神大賞典は例年よりもややレベルが高いためどこまで通用するか。

 

・ゼーゲン セ9 (予想オッズ14人気)

前走京都大賞典はやや内有利な馬場で行われ、先団の内目を通った馬が上位をほとんど独占した。ゼーゲンは出遅れて最後方からの競馬で終盤も前との差をほとんど詰められずの最下位で、展開が向かなかったとはいえ評価できる内容ではなかった。

前々走阪神大賞典はスローな流れで内前有利な展開となった。ゼーゲンは中団の内目を追走したものの上位馬とは大きく離されての9着であった。今回さらにメンバーレベルが高くなりそうなので流石にこの内容では厳しいか。

ゼーゲンは重賞レースでは凡走を続けており、今回のメンバー相手では厳しいと考えている。

 

・ディアスティマ 牡7 (予想オッズ11人気)

前走日経新春杯は若干内側が有利な馬場であっった。前半のペースは早く、1,000m 58.3秒を刻み先団の馬はやや崩れ気味の展開となった。ディアスティマはハイペースの逃げで最終コーナーで並びかけられると直線ではかなりの失速をしての最下位であった。展開が向かなかったものの直線ではほとんど競ることもなく後退しており、状態面を考慮しないのであれば評価できる内容ではなかった。

前々走アルゼンチン共和国杯は馬場がやや内が有利で、内をロスなく回って直線も進路が開いたところを上手く突いたゼッフィーロが勝った。ディアスティマは中団からの競馬で持ち味を活かせずの13着であった。

ディアスティマは昨年の目黒記念日経賞など展開面で恵まれたレースではメンバーレベルがそこそこ高いレースでも好走している。今回は逃げ先行馬が少ないメンバー構成のため、ペースが上がらなければ展開が向く可能性があるため注意したい1頭である。

 

・ディープボンド 牡7 (予想オッズ5人気)

前走有馬記念は若干内前が残りやすい展開で、ディープボンドは中団後方からの競馬となった。ディープボンドは切れる脚があるタイプではないので伸びを欠いての15着であった。

前々走昨年の国内GⅠで最もハイレベルであったと言っても良いレースであった。展開としては、パンサラッサが大逃げしたため、2番手は1,000m60秒ほどでGⅠとしてはややゆったりしたペースであった。その結果、1〜3着は3〜5番手の馬で2番手の馬も5着に残っている。ディープボンドは先団からの競馬であったものの直線伸びずの10着であった。

ディープボンドは近走敗戦が続いているもののレースレベルが今回よりも高かったので、能力面で言えば今回巻き返す可能性は大いにある。昨年の天皇賞春でも2着と好走していることから中穴として注意すべき一頭である。

 

・テーオーロイヤル 牡6 (予想オッズ3人気)

前走ダイヤモンドステークスはやや内有利な馬場状態であった。ペースは平均ペースで差しも決まる展開であった。テーオーロイヤルは中団外目での競馬で直線では2着サリエラと追い比べをして差し切って勝利で、終始外目を追走していたこともあり強い内容であった。

前々走ステイヤーズステークスはスローペースなレースで逃げ馬がスローペースかつ馬群を離して逃げていたため逃げ残るレースであった。テーオーロイヤルは先団外目での競馬で道中はややポジションが後退したものの直線ではしっかりと伸びての2着であった。どの騎手も逃げ馬を放っておいて仕掛けが遅れたのが敗因と考えているので差しきれなかった点では評価を下げない。

テーオーロイヤルは一昨年の天皇賞春で3着と好走しており、2着のディープボンドとはそれほど差のない内容で今回のメンバー相手でも実績上位である。長距離レースでは堅実に成績を残しているので今回買わなければいけない1頭である。

 

本日は人気サイドの馬を多く紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

次回は全頭分析最終回となりますのでお見逃しないようお願いします!