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【全頭分析③】阪神大賞典2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

本日が阪神大賞典の全頭分析最終回となります。人気馬、穴馬ともにご確認いただければと思います。

 

・プリュムドール 牝6 (予想オッズ8人気)

前走万葉ステークスは内側が有利な馬場状態で、内を通った馬が比較的上位に来ていた。プリュムドールは最後方からの競馬で終始内をロスなく回った。馬群からは離れた位置で十分脚を溜めることができたものの、最終コーナーでは大外に回すロスがあり差しきれずの6着であった。ただ目の前を走っていたメイショウブレゲが上がり最速かつ1着だったことを考えると力負けで評価できる内容ではなかった。

前々走アルゼンチン共和国杯は馬場がやや内が有利でロスなく回り、直線も進路が開いたところを上手く突いた馬が勝った。プリュムドールは後方内目を追走し、直線は馬群を縫って上がってきたものの9着に敗れた。内をロスなく回っての9着のため評価できる内容ではなかった。

プリュムドールは一昨年のステイヤーズステークス2着で、3勝クラス3,000mでも勝っていることから長距離適性はあるものの、前走万葉ステークスで低調なメンバー相手に掲示板を外していることから今回のメンバー相手では厳しいと考えている。

 

・ブローザホーン 牡5 (予想オッズ2人気)

前走日経新春杯は若干内側が有利な馬場であっった。前半のペースは早く、1,000m 58.3秒を刻み先団の馬はやや崩れ気味の展開となった。ブローザホーンは中団外目から終始大外を回す競馬で展開自体はあまり向かない中での勝利で強い内容であった。

前々走京都大賞典競争中止のため度外視。

3走前札幌日経オープンはややスローな流れになった。ブローザホーンは先団からの競馬で徐々に捲っていき、最終コーナーでハナにたつとそのまま上がり最速で後続を1.0秒離して勝つ非常に強い内容であった。この時3着のダンディズムはその後重賞2着やオープン特別で勝利しており、そこまで弱いメンバーレベルでもなかった。

ブローザホーンは未勝利戦こそなかなか勝ち上がれないでいたものの、未勝利戦を勝利して以降は大きな負けはなく着実に力をつけていると思われる。前走の勝ち方からも今回のメンバーでは能力上位と考えており、今回買わなければいけない1頭である。

 

・メイショウブレゲ 牡5 (予想オッズ10人気)

前走万葉ステークスはプリュムドールで記載した通りの展開で、メイショウブレゲは後方内目からの競馬となった。道中は有利な内を回り、直線では外に出して上がり最速で差し切っての勝利で斤量が54kgと軽かったこともあり、それほど評価できる内容ではなかった。

前々走比叡ステークスはスローペースでやや前有利な展開となった。メイショウブレゲは後方で一頭分外を回っての競馬で直線では追い上げるも前に離されての5着であった。後方から唯一追い上げた点では評価できる内容であった。

メイショウブレゲは前走長距離を勝ち切っているもののメンバーレベルがやや低調の中、恵まれた展開で勝っただけと見れば今回のメンバー相手では厳しいか。

 

・ユーキャンスマイル 牡9 (予想オッズ13人気)

前走中日新聞杯は馬場は内外フラットな中行われ、ペースは比較的スローペースであったが、先団の馬は直線で伸びず、差しも決まる展開となった。ユーキャンスマイルは出脚が鈍く後方からとなったが道中徐々に位置を上げて中団につけた。直線ではそれほど伸びはなく8着に敗れた。

前々走アルゼンチン共和国杯は上記プリュムドールで記載した通りで、ユーキャンスマイルは最後方からの競馬となったが、直線でも差しきれずの12着と評価できる内容ではなかった。

ユーキャンスマイルは昨年の新潟記念こそ2着に来ているもののメンバーレベルが高いレースでは好走できず敗れており、今回のメンバー相手でも新潟記念と同程度のパフォーマンスをしてどこまでやれるかといった感じ。

 

・ワープスピード 牡5 (予想オッズ6人気)

前走ダイヤモンドステークスはやや内有利な馬場状態であった。ペースは平均ペースで差しも決まる展開であった。ワープスピードは中団後方の内目を馬群の切れ目で脚を溜めながらの競馬であった。直線では勝ったテーオーロイヤルと差を詰めるも最後は脚が同じになっての3着であった。ワープスピードは内をロスなく回ったのに対し、勝ったテーオーロイヤルは終始一頭分外を回らされていたためテーオーロイヤルには内容は劣るか。

前々走ステイヤーズステークスはスローペースなレースで逃げ馬がスローペースかつ馬群を離して逃げていたため逃げ残るレースであった。ワープスピードは先団内目での競馬で4着に食い込むも2着テーオーロイヤルにはやはり劣る内容であった。

ワープスピードは長距離レースでも安定して結果を残しており、好走できる可能性はあるものの、今回メンバーレベルが上がるので日経新春杯組相手にどこまでやれるかがポイントとなる。

 

以上で阪神大賞典の全頭分析は終わりですが、レースの最終見解は週末に投稿いたしますので是非参考にしていただければと思います。