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【全頭分析①】弥生賞ディープインパクト記念2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

今週末行われる弥生賞ディープインパクト記念の全頭分析を行なっていきますので、是非参考にしてみてください。

 

・アドミラルシップ 牡3 (予想オッズ9人気)

前走ゆりかもめ賞はやや内有利な馬場かつスローペースで前残りの展開となった。アドミラルシップは先団外目での競馬で終始2頭分外を回らされており、直線では伸びを欠いての7着であった。内有利の馬場を加味すると同情の余地はあるものの、スローペースで後方から差されており評価できる内容ではなかった。

前々走ホープフルステークスは馬場は内外フラットでミドルペースの流れとなった。差しも届く展開で上がり最速を使った馬が勝ち切った。ただ最終コーナーでは馬群が詰まっていたこともあり、外に膨れた。アドミラルシップは道中中団後方からの競馬で最終コーナーは内をロスなく回れたこともあっての4着であった。大きなロスがない中での4着のため上位に来たシンエンペラーやサンライズジパングの方が内容は上か。

アドミラルシップはホープフルステークスの着順が評価され前走は1人気となったが、人気を裏切っての7着で評価し難い内容だったことを考えると今回馬場や展開が向く場合のみ注意を払えば良いと考えている。

 

・エコロレイズ 牡3 (予想オッズ10にんき)

前走3歳1勝クラスは内外フラットな馬場で行われた。出走頭数が少ないこともあり、後方の馬は比較的競ることなく脚を溜められ、差しも届くペースだったこともあり、後方馬群の2頭が1,2着となった。エコロレイズは中団外目からの競馬でややロスの多い立ち回りで、早めに仕掛けたところを後方から差されての4着で着順ほど悲観する内容ではなかった。ただ2,3着の馬が重賞では惨敗していることを考えるとレースレベルはやや低調だったか。

前々走2歳未勝利戦は内外フラットな馬場状態で行われ、ミドルペースだったこともあり、差しも決まる展開となった。エコロレイズは中団からの競馬で最終コーナーで進出するとそのまま抜け出し2着の馬に迫られるも、3着以下を1.1秒引き離して勝利した。このレースにおいては非常に強い内容だったものの、この時2着の馬が次走で勝ち馬に1.1秒離されておりメンバーレベルは高くなさそうである。

エコロレイズは4戦目にして未勝利を上がったこともあり、レベルの低いメンバーとのレースが多く、その中でも好走が少ないと考えると今回のメンバー相手では厳しいか。

 

・コスモキュランダ 牡3 (予想オッズ8人気)

前走3歳1勝クラスは上記エコロレイズと同じレースで後方馬群の2頭が1,2着となる展開となった。コスモキュランダは出遅れたこともあり、後方からの競馬となったが、道中で脚を溜められたこともあり、勝ち馬に迫る2着であった。出遅れての2着と見れば内容自体悪くはないものの、展開が向いた感もあり評価はし難い。

前々走ラジオNIKKEI京都2歳ステークスは馬場が内外フラットかつミドルペースであったため差しが届く内容であった。コスモキュランダは出遅れて最後方付近からの競馬で終始大外を回されるロスの多い競馬となった。また直線入口では前を走っていた馬2頭に挟まれて騎手が立ち上がるような不利があり、スムーズに加速できない中での8着で勝ち馬とは0.6秒差程度のため度外視できる内容であった。

コスモキュランダはスタートがあまり上手くなく、後方からの競馬になりやすいので先週の前が止まらない馬場を考えると評価を落とす必要があるものの、人気は出なさそうなので差しが決まる展開では抑えても良いと考えている。

 

サンライズジパング 牡3 (予想オッズ3人気)

前走若駒ステークスは内外フラットな馬場で行われ、ミドルペースの展開となった。サンライズジパングは中団からの競馬で最終コーナーでは最後方になったが直線では上がり最速の末脚で差し切る勝ち方で強い内容であった。ただ少頭数でメンバーが弱かった点には注意したい。

前々走ホープフルステークス差しも届く展開であった。サンライズジパングは先団外目での競馬で最終コーナーでも外に膨れるロスがあり、直線でも勝ち馬に外から寄られて進路を塞がれた感もあり2着とやや開いての3着であった。ただ上記の不利を考えると2着のシンエンペラーには逆転してもおかしくないくらいの内容であった。

サンライズジパングはスタートは問題なく先団に取りつけるといった意味では先週の馬場が続いても問題はなさそう。前走、前々走は内で揉まれない中での好走で、枠が内だった際に内で揉まれても折合いがつくのかが鍵となる。ただ能力自体は今回メンバーでも上位と考えられるので買わなければいけない1頭と考えている。

 

今回は人気の一角サンライズジパングについて触れましたが、次回以降に紹介する他の上位人気の馬の評価も読んでいただけたらと思います。

【中山開幕!開幕週の展開は?】中山記念結果発表&レース回顧

こんにちは、競馬予想マンです。

 

本日行われた中山記念について結果発表とレース回顧を行っていきたいと思います。

 

まず予想の結果からですが、

1着消8マテンロウスカイ

2着消7ドーブネ

3着◎4ジオグリフ

 

今回のレースは開幕週であったこともあり内が有利な馬場状態となりました。私の想定ではテーオーシリウスが逃げてドーブネやマテンロウスカイらが競る形でハイペースとなり、前潰れの展開を期待しておりました。実際のレースではハイペースになったものの前が競る形にはならず、開幕週の馬場で自然な流れでペースが早くなりました。そのため前が止まらず逃げ馬と好位のインで脚を溜めた馬が馬券を独占する結果となりました。

 

今回人気だったソールオリエンスは後方からの競馬で終始一頭分外を回らされていましたが、直線では鋭い末脚で3着馬と0.1秒差の4着まで追い込んでおり、展開が向かない中でもやはり強い内容でした。今回のレースで次走人気が落ちるということはなさそうですが差しも決まる展開であれば次走も要注意だと思います。

 

最後に来週行われる弥生賞ディープインパクト記念についても軽く触れていこうと思います。弥生賞はクラシックの前哨戦で昨年、一昨年とダービーも出走しており、今年のメンバーにも非常に期待したい一戦となります。

 

出走予定馬は以下の12頭となっています。

・アドミラルシップ

・エコロレイズ

・コスモキュランダ

サンライズジパング

・シュバルツクーゲル

シリウスコルト

・シンエンペラー

・ダノンエアズロック

トロヴァトーレ

・ニシノフィアンス

・ファビュラススター

・レッドテリオス

 

今週は開幕週ということもあり、内有利な馬場状態でしたが、来週も引き続き同じような馬場状態になるのかは要確認したいです。

 

週中には全頭分析を投稿していきますので、是非読んでいただければと思います。

【大阪杯前哨戦!最終見解】中山記念予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

明日行われる中山記念の最終見解を書いていこうと思います。是非最後まで読んでいただけると幸いです。

 

まず今週の中山の馬場ですが、開幕週ということもありやや内有利の馬場となっております。

 

展開予想としては今回逃げ先行馬が多いことからペースはやや早めになると考えております。そのため、内の中団および後方で競馬しそうな馬を重視したいと思います。

 

以上を踏まえまして、今回の本命は…

 

 

 

◎4ジオグリフ

◯3ソールオリエンス

▲9エルトンバローズ

⭐︎6イルーシヴパンサー

紐1,5,10

 

馬券としては、

単勝

馬連◎⭐︎-◎◯▲⭐︎

三連複◎-◯▲⭐︎紐

 

今回はやはり馬場がやや内有利であることを加味して馬券を組みました。

◎4ジオグリフは芝に限っては近走レベルがかなり高く、やはり今回のメンバー相手なら実力は上位だと思い、妙味も含めて評価しました。

◯3ソールオリエンスは世代上位の実力ということで昨年のセントライト記念でも不利な展開でも2着に好走しており、今回の懸念点は脚質が後方すぎる点のみ。

▲9エルトンバローズはマイル路線では前走の内容が抜けており、前目でロスなく回れれば好走しそう。ただ1人気ほどは信用していないため若干評価を落として▲。

⭐︎6イルーシヴパンサーは近走恵まれない展開が多く着順こそ安定していないものの、昨年は不利がなければ馬券内も見えたので今回好走を期待したい。

 

今回人気が若干割れているレースですが、期待値の高そうな馬を軸として是非プラスにしていければと思います。

【全頭分析④】中山記念2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

中山記念の全頭分析は本日で最後となります。最後まで読んで、参考にしていただけると嬉しいです。

 

マイネルクリソーラ 牡5 (予想オッズ7人気)

前走中山金杯はスローな流れとなったため、中団より前にいた馬が上位を独占する内容であった。マイネルクリソーラは3,4番手からの競馬で展開に恵まれての3着で着順ほどは評価できる内容ではなかった。

前々走アンドロメダステークスは内外、前後ろのポジションでほとんど有利不利はなかったように思われる。マイネルクリソーラは中団前目での競馬で内をロスなく立ち回った。直線では手応えが良く2着に食い込んだ。このレースでは実力を示せたものの勝ち馬以外のレベルが重賞ではやや足りなさそうなメンバーだったため評価が難しい。

マイネルクリソーラは特別競争でも大崩れせず走れており、一定水準の実力はあるものの今回のメンバー相手では展開が向いてどこまでやれるかといった感じで抑えまでの評価としたい。

 

マテンロウスカイ セン5 (予想オッズ6人気)

前走東京新聞杯は内有利な馬場状態で行われたため内目でロスなく回った馬が上位に来た。マテンロウスカイは終始一頭外を回らされていたが直線では伸びもあり5着に粘っており、評価できる内容であった。

前々走リゲルステークスは先行馬が上位を占める前残りの展開となった。マテンロウスカイは2番手での競馬で直線逃げ馬と並ぶとそのまま差して勝ち切った。このレースは今回メンバーと比べてもレベルが低く、展開が向いての勝利のため素直に評価できる内容ではなかった。

マテンロウスカイは前目での競馬が想定され、開幕週の馬場とマッチする可能性があるため注意が必要である。ただ今回はGⅠレベルの馬にどこまで通用するかがポイントとなる。

 

・ラーグルフ 牡5 (予想オッズ12人気)

前走AJCCは内外フラットであったものの大外を回しすぎると届かないレースであった。ラーグルフは道中中団後方にいたが、4コーナーで先に仕掛けたモリアーナにかわされた分差が縮まらなかった。またコーナーを大外に回すロス多い競馬での8着で勝ち馬とは0.4秒差しかないため巻き返す可能性は大いにある。

前々走札幌記念はハイペースではなかったものの前半前目につけた馬が潰れる展開となった。ラーグルフは中団外目を追走し、直線伸びずの8着であった。メンバーレベルはGⅡとしてはかなり高く、その中での8着であれば悪くはない。ただ1着に2.2秒離されている点をどう評価するか。

ラーグルフは稍重札幌記念で敗れており、前回の厩舎コメントより重馬場が苦手な可能性があるため、今回の馬場は向かないことも予想される。ただ、近走の敗戦内容は展開によるところも多く、予想オッズ通り人気しないのであれば穴としては狙ってみたい一頭である。

 

・レッドモンレーヴ 牡5 (予想オッズ5人気)

前走マイルチャンピオンシップは昨年の安田記念に次ぐ好メンバーのレースであった。ペースはミドルペースであったものの前目につけた馬が全滅する展開で中団〜後方で脚を溜めた馬が上位に来た。レッドモンレーヴは中団後方からの競馬で直線は外に出し進路は確保できたものの伸びが今ひとつで9着に敗れた。比較的展開が向く中での9着と考えると評価できる内容ではなかった。

前々走富士ステークスは前潰れの差し馬が上位を独占する展開であった。レッドモンレーヴは後方3番手で楽に脚をため、直線では鋭い末脚で勝ち馬に迫る2着であった。勝ったナミュールが次走GⅠを制覇しており、0.2秒差の2着と考えればそれなりに評価できるものの、展開が向いたのも事実で過剰な評価は避けたいところである。

レッドモンレーヴは重賞でも好走歴が多く、能力面では今回のメンバーでも遜色ない。ただし、開幕週の馬場と考えると後方からの競馬となるこの馬にはやや厳しい条件が想定される。差しも届く馬場状態であれば評価を上げたい。

 

今回で中山記念の全頭分析は最終回となりますが、いかがでしたでしょうか。今回はメンバーレベルもそこそこ高そうで楽しみな一戦です。日曜日は天候が崩れそうで馬場もどうなるかわかりませんのでギリギリまで馬場を見極めたいところではあります。

中山記念の最終見解は土曜日に投稿予定ですので是非読んでいただければと思います。

【全頭分析③】中山記念2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

全頭分析第3弾について書いていきたいと思います。今回はこのレースを2度制しているヒシイグアスについても書いていきますので是非最後まで読んでいただければと思います。

 

・テーオーシリウス 牡6 (予想オッズ17人気)

前走チャレンジカップは平均ペースで馬場は内外それほど差はなかった。テーオーシリウスは大外枠から逃げる競馬で自分のペースで逃げられたものの直線ではあっさりと交わされ勝ち馬には1.3秒離されての12着で評価できる内容ではなかった。

前々走福島記念はは前潰れの展開となった。テーオーシリウスは内枠を活かして逃げたものの展開が向かなかったので度外視できる内容であった。

テーオーシリウスは展開がものすごくハマった小倉記念でこそ2着好走しているもののフラットな馬場では厳しい。今回メンバーレベルも上がることから内前有利な馬場の時にのみ若干注意を払えばよい。

 

・ドーブネ 牡5 (予想オッズ9人気)

前走京都金杯は開幕週初日で内前有利な馬場で行われた。ハイペースなレースであったものの、逃げ馬が離して逃げたため2番手以降はミドルペースであったと考えている。ドーブネは4番手での競馬で終始1頭分外を回らされており、直線では伸びきらずに14着に敗れた。ロス自体は後方の馬ほど多くなく、流石に負け過ぎているので評価できる内容ではなかった。

前々走キャピタルステークスはスローな流れで前有利の展開となった。ドーブネはマイペースで逃げ直線では差を縮められずに逃げ切った。この時2着のプレサージュリフトは重賞でも通用する馬であるものの全体的なメンバーレベルはやや低く、展開を活かしただけの勝利と見ればそこまで評価する内容ではなかった。

ドーブネは出脚も良く前までの競馬になることが予想されるため今回開幕週の馬場は向く可能性が高い。ただ今回のメンバーの中ではそれほど実力がある方ではないので展開が向きそうな場合のみ抑えれば良い。

 

・ヒシイグアス 牡8 (予想オッズ3人気)

前走香港カップは海外競馬のため省略。

前々走天皇賞秋は少頭数ながらハイペースな競馬で勝ったイクイノックス以外の先行馬は垂れる競馬となった。ヒシイグアスは外目の枠から4番手につける競馬でハイペースに巻き込まれたの9着で、メンバーレベルが高かったこともあり度外視できる内容であった。

前々走札幌記念は特殊な馬場状態でハイペースではなかったものの前半前目につけた馬が潰れる展開となった。ヒシイグアスは後方外目からの競馬で最終コーナーで徐々に進出していき直線では上がり2位の脚で追い込んだものの最終コーナーで膨れるロスがあり5着に敗れた。展開自体はやや向いていたもののロスも多かったことから着順通りの評価としたい。

ヒシイグアスは昨年の中山記念を制しており、中山の適正は高そうであるが、昨年は内目の馬がごちゃつき外を回ったヒシイグアスに向いたとも見えるので今回は抑えまでの評価としたい。

 

・ホウオウリアリティ 牡6 (予想オッズ18人気)

前走AJCCは内外フラットであったものの大外を回しすぎると届かないレースであった。ホウオウリアリティは中団からの競馬で道中徐々に後退していき、直線でも手応えがなく11着に敗れる評価できない内容であった。

前々走アンドロメダステークスは内外、前後ろのポジションでほとんど有利不利はなかったように思われる。ホウオウリアリティは後方からの競馬で4コーナー〜直線にかけてはロスの少ない内を選択し伸びたものの5着であった。

ホウオウリアリティについてはAJCCの時の評価同様特別競争ではほとんど好走できておらず、今回のメンバー相手では厳しいと考えている。

 

・ボーンディスウェイ 牡5 (予想オッズ11人気)

前走中山金杯はスローな流れとなったため、中団より前にいた馬が上位を独占する内容であった。ボーンディスウェイは2,3番手での競馬で最終コーナーで前を伺い直線では先頭に立ったもののその後差されての4着で展開に恵まれた感もあり、素直に評価できる内容ではなかった。

前々走常総ステークスはスローペースな流れであったものの前でやり合った3頭の内2頭は後退する展開となった。ボーンディスウェイは3番手からの競馬で前の馬とやり合い直線では唯一抜け出して勝ち切った。前でやり合った他の2頭が弱かったと見ればスローペースのため着順ほど評価できる内容ではなかった。

ボーンディスウェイは中山での好走が目立つため穴人気しそうではあるものの、今回のメンバーでは格上の馬が多く、前走よりさらにレベルが上がるため通用しないと考えている。

 

本日も5頭紹介しましたがいかがでしたでしょうか。次回残り4頭について紹介させていただきますので是非読んでいただければと思います。

【全頭分析②】中山記念2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

昨日に引き続き全頭分析を書いていきたいと思います。今日は1番人気想定のソールオリエンスについても触れますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

・ショウナンバシット 牡4 (予想オッズ18人気)

前走AJCCは内外フラットであったものの大外を回しすぎると届かないレースであった。ショウナンバシットは2番手での競馬で3,4コーナーで先頭を交わしにいくも交わせず直線でそのまま後退していった。大外を回した馬にも差されていることから評価できる内容ではなかった。

前々走ジャパンカップは昨年の国内GⅠで最もハイレベルであったと言っても良いレースであった。展開としては、パンサラッサが大逃げしたため、2番手は1,000m60秒ほどでGⅠとしてはややゆったりしたペースであった。その結果、1〜3着は3〜5番手の馬で2番手の馬も5着に残っている。ショウナンバシットに関しては、8番手付近での競馬で常に外を回らされていたこともあり11着であった。レベルの高いレースではあったもののこの馬が先着しているのは地方馬含め弱い馬とハイペースでバテたパンサラッサのみのため評価できる内容ではないと判断。

ショウナンバシットはクラシック路線を使い、ハイレベルなレースで負けが続いていたが、前走で底が見えた感があるため、今回のレースレベルでは軽視したい。

 

・ショウナンマグマ 牡5 (予想オッズ14人気)

前走ニューイヤーステークスは若干内有利な馬場状態で前目もしくは内目の馬が上位に来る展開となった。ショウナンマグマは3番手での競馬で直線では前との距離を詰めようとするも差が縮まらずに7着に敗れた。展開としてはやや有利であったものの後方からアライバルにも差されており、メンバーレベルも高くなかったことから評価できない内容であった。

前々走ディセンバーステークスは内外フラットな馬場で行われ、ペースはミドルペースとなった。ショウナンマグマは2番手につけ、直線入口では先頭に立ちしばらく粘ったものの最後に2頭に差されての3着であった。

ショウナンマグマは中山でこそ好走ケースが多いものの今回よりも低調なメンバー相手に凡走を繰り返しており、開幕週の馬場を活かしてどこまでといったところ。

 

・ソーヴァリアント 牡6 (予想オッズ4人気)

前走マイルチャンピオンシップはペースはミドルペースであったものの前目につけた馬が全滅する展開で中団〜後方で脚を溜めた馬が上位に来た。ソーヴァリアントは3番手での競馬で展開が向かずの12着と度外視できる内容であった。

前々走富士ステークスは前潰れの差し馬が上位を独占する展開であった。ソーヴァリアントは後方2,3番手の競馬で展開が向いての3着であったが、1,2着馬にはそこそこ離されており、前目で競馬したイルーシヴパンサーとも差がなかったことを考えると着順ほど評価できる内容ではなかった。

ソーヴァリアントは昨年の札幌記念でこそ好走しているものの近走強い内容での競馬がなく、予想人気ほどは信頼できないと考えている。

 

・ソールオリエンス 牡4 (予想オッズ1人気)

前走有馬記念は国内中距離戦線でもハイレベルなメンバーが集まってのレースで差しも決まる展開となった。ソールオリエンスは若干出遅れて中団からの競馬となり、道中は内で脚を溜める形となった。直線ではやや前が詰まり気味で8着という結果ほど評価を下げる内容ではなかった。

前々走菊花賞は内外フラットな馬場であったもののスローな流れとなり、やや前有利な展開であった。ソールオリエンスは後方からの競馬で最終コーナーは大外を回して差しきれずの3着となった。展開に恵まれなかったことを考えると強い内容であった。

ソールオリエンスはクラシック3戦で全て3着内と好走しており、世代トップの実力を有している。有馬記念では8着に敗れているものの、レースレベルが高かったことを考えると今回のメンバー相手であれば買わなければいけない一頭である。ただ今回開幕週で内前有利な馬場となった場合はソールオリエンスに展開が向かない可能性があるため評価を落とす必要がある。

 

・タイムトゥヘヴン 牡6 (予想オッズ16人気)

前走京都金杯は開幕週初日に行われ、内が有利な馬場状態で行われた。レースはハイペースであったものの、実際は逃げたドルチェモアが後続を引き離す競馬をしていたため、2番手以降はミドルペースであったと思われる。タイムトゥヘヴンは後方外目に位置を取り、終始大外を回るロスの多い競馬であったものの直線ではしっかりと伸びての7着で度外視できる内容であった。

前々走キャピタルステークスはスローペースな展開で1,2着は前目で競馬していた2頭であった。タイムトゥヘヴンは最後方からの競馬で展開が向かなかったものの上がり最速で追い込み、3着馬とタイム差のない5着であった。

タイムトゥヘヴンはしばらく重賞で凡走が続いているものの前走の内容は評価できる内容であった。開幕週の馬場で展開が向かない可能性は高いものの、人気は出なさそうなので差しが決まるような展開であれば抑えまでは考慮したい。

 

今回紹介した馬は人気薄の馬が多かったですが、いかがでしたでしょうか。また1番人気想定のソールオリエンスについては馬場がかなり影響してきそうなので当日の馬場は要チェックしたいですね。

 

明日も続きを投稿しますので是非読んでいただければと思います。

【全頭分析①】中山記念2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

今週末行われる中山記念の出走予定馬について全頭分析していきたいと思います。

是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

・イルーシヴパンサー 牡6 (予想オッズ6人気)

前走マイルチャンピオンシップは昨年の安田記念に次ぐ好メンバーのレースであった。ペースはミドルペースであったものの前目につけた馬が全滅する展開で中団〜後方で脚を溜めた馬が上位に来た。イルーシヴパンサーは好スタートであったものの外枠であったこともあり控える競馬となった。最終コーナーでは大外を回し、直線では伸びたものの差しきれず6着に敗れた。ただ勝ち馬とは0.3秒しか差はなく、最後の進路取りでロスした分と考えれば評価を下げる内容ではなかった。

前々走富士ステークスは前潰れの差し馬が上位を独占する展開であった。イルーシヴパンサーは先団での競馬であり、前目につけた馬の中では最先着する結果であった。勝ち馬には0.8秒離されているものの展開がやや向かなかったことを考えるとそこまでの差はなかったと考えられる。

イルーシヴパンサーはマイル戦線ではそれなりに高いレベルの馬であるが、近走馬券外が続いていることで妙味が出やすいと考えている。昨年の中山記念では8着であったものの、ごちゃついた内を通り追い出せなかったと敗因がハッキリしている。今回中穴として期待したい一頭である。

 

・エエヤン 牡4 (予想オッズ9人気)

前走阪神カップは馬場の内外で差はなかったが、ペースとしてはハイペースとなったため、前目にいた馬は馬群に沈んだ。エエヤンは3番手での競馬で展開が向かなかった感はあるものの、前にいたウイングレイテストや並走していたママコチャが1桁着順だったのに対し14着に敗れていることを考えると力負けであったと思われる。

前々走マイルチャンピオンシップは前潰れの展開となった。エエヤンは5,6番手で中団前目での競馬となり、展開がやや向かない中での10着であった。ただ9着のレッドモンレーヴに0.7秒離されており、度外視できる内容でもなかった。

エエヤンは3歳時に世代限定戦でこそ好走していたものの、古馬混合戦以降は大敗が続いており、今回のメンバー相手では能力的に足りないと考えている。

 

・エルトンバローズ 牡4 (予想オッズ2人気)

前走マイルチャンピオンシップは上の2頭でも述べたように前潰れの展開となった。エルトンバローズは中団外目の競馬となり、直線入口の時点で前にいた馬は全て交わしたものの、後ろの馬に差されての4着であった。展開自体は後方の馬ほどは向かなかったものの、勝ち馬と0.2秒差の4着は評価できる内容であった。

前々走毎日王冠はやや内前有利のレースであったものの、強い差し馬2頭が追い込んで2,3着に来る展開であった。エルトンバローズは4番手で終始内で脚を溜め、直線では進路取りがスムーズに抜け出し最後は差を詰められたもののハナ差で凌いで勝ち切った。この時断然人気のソングラインとシュネルマイスターに先着したと見れば強く思えるものの、この2頭は直線で前が壁になり追い出しがかなり遅れていたため素直に評価するのは禁物である。

エルトンバローズは展開が恵まれての勝利が目立つものの、前走はレベルの高いメンバー相手でも好走しており、今回のメンバー相手でも好走できる可能性がある。また今回開幕週ということもあり、馬場と展開が向きそうであれば評価を上げたい。

 

・グリューネグリーン 牡4 (予想オッズ15人気)

前走白富士ステークスは開幕週の内が有利な馬場でのレースでペース自体はスローな流れとなった。グリューネグリーンは中団後方かつ終始外を回す競馬でやや展開が向かない中で5着に敗れた。3着馬とはほとんど差はなかったものの、メンバーレベルがやや低かった点では評価しづらい。

前々走福島記念は前潰れの展開となった。グリューネグリーンは中団前目での競馬で、直線入口でやや内外挟まれ追い出しづらく、その後伸びたものの7着に敗れた。若干直線で不利があったようにも見えるので度外視できないこともないが、重賞としてはかなり低調なメンバーであったためこの順位はどうか。

グリューネグリーンはメンバーレベルが低いレースでも苦戦しており、クラシック路線のレースでは惨敗が続いていたことを考えると今回出走するソールオリエンスよりもかなり劣る。あえてこの馬を買う必要はないと見ている。

 

・ジオグリフ 牡5 (予想オッズ7人気)

前走チャンピオンズカップ、前々走南部杯ではダートを使い惨敗しており、適正面が大きいと判断し度外視。

3走前宝塚記念はメンバーレベルが高いレースであった。展開としてはペースが流れたことで逃げ先行馬が完全に潰れる展開だった。ジオグリフは中団外目を追走して9着であった。ただ展開面を加味すると基本的には後方にいた馬に差されているだけなので評価を下げる内容ではなかった。

ジオグリフは一昨年の皐月賞を制して以来ハイレベルなGⅠを使い続けてきたこともあり敗戦が続いているものの大きく負けているレースは少なく、GⅡレベルであれば善戦してもおかしくはないため、人気が落ちているのであれば抑えたい一頭である。

 

今回紹介した馬は穴でも結構狙えそうな馬が多かったと思います。明日の全頭分析では1番人気想定のソールオリエンスにも触れられると思いますので読んでいただけたらと思います。