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【全頭分析①】中山記念2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

今週末行われる中山記念の出走予定馬について全頭分析していきたいと思います。

是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

・イルーシヴパンサー 牡6 (予想オッズ6人気)

前走マイルチャンピオンシップは昨年の安田記念に次ぐ好メンバーのレースであった。ペースはミドルペースであったものの前目につけた馬が全滅する展開で中団〜後方で脚を溜めた馬が上位に来た。イルーシヴパンサーは好スタートであったものの外枠であったこともあり控える競馬となった。最終コーナーでは大外を回し、直線では伸びたものの差しきれず6着に敗れた。ただ勝ち馬とは0.3秒しか差はなく、最後の進路取りでロスした分と考えれば評価を下げる内容ではなかった。

前々走富士ステークスは前潰れの差し馬が上位を独占する展開であった。イルーシヴパンサーは先団での競馬であり、前目につけた馬の中では最先着する結果であった。勝ち馬には0.8秒離されているものの展開がやや向かなかったことを考えるとそこまでの差はなかったと考えられる。

イルーシヴパンサーはマイル戦線ではそれなりに高いレベルの馬であるが、近走馬券外が続いていることで妙味が出やすいと考えている。昨年の中山記念では8着であったものの、ごちゃついた内を通り追い出せなかったと敗因がハッキリしている。今回中穴として期待したい一頭である。

 

・エエヤン 牡4 (予想オッズ9人気)

前走阪神カップは馬場の内外で差はなかったが、ペースとしてはハイペースとなったため、前目にいた馬は馬群に沈んだ。エエヤンは3番手での競馬で展開が向かなかった感はあるものの、前にいたウイングレイテストや並走していたママコチャが1桁着順だったのに対し14着に敗れていることを考えると力負けであったと思われる。

前々走マイルチャンピオンシップは前潰れの展開となった。エエヤンは5,6番手で中団前目での競馬となり、展開がやや向かない中での10着であった。ただ9着のレッドモンレーヴに0.7秒離されており、度外視できる内容でもなかった。

エエヤンは3歳時に世代限定戦でこそ好走していたものの、古馬混合戦以降は大敗が続いており、今回のメンバー相手では能力的に足りないと考えている。

 

・エルトンバローズ 牡4 (予想オッズ2人気)

前走マイルチャンピオンシップは上の2頭でも述べたように前潰れの展開となった。エルトンバローズは中団外目の競馬となり、直線入口の時点で前にいた馬は全て交わしたものの、後ろの馬に差されての4着であった。展開自体は後方の馬ほどは向かなかったものの、勝ち馬と0.2秒差の4着は評価できる内容であった。

前々走毎日王冠はやや内前有利のレースであったものの、強い差し馬2頭が追い込んで2,3着に来る展開であった。エルトンバローズは4番手で終始内で脚を溜め、直線では進路取りがスムーズに抜け出し最後は差を詰められたもののハナ差で凌いで勝ち切った。この時断然人気のソングラインとシュネルマイスターに先着したと見れば強く思えるものの、この2頭は直線で前が壁になり追い出しがかなり遅れていたため素直に評価するのは禁物である。

エルトンバローズは展開が恵まれての勝利が目立つものの、前走はレベルの高いメンバー相手でも好走しており、今回のメンバー相手でも好走できる可能性がある。また今回開幕週ということもあり、馬場と展開が向きそうであれば評価を上げたい。

 

・グリューネグリーン 牡4 (予想オッズ15人気)

前走白富士ステークスは開幕週の内が有利な馬場でのレースでペース自体はスローな流れとなった。グリューネグリーンは中団後方かつ終始外を回す競馬でやや展開が向かない中で5着に敗れた。3着馬とはほとんど差はなかったものの、メンバーレベルがやや低かった点では評価しづらい。

前々走福島記念は前潰れの展開となった。グリューネグリーンは中団前目での競馬で、直線入口でやや内外挟まれ追い出しづらく、その後伸びたものの7着に敗れた。若干直線で不利があったようにも見えるので度外視できないこともないが、重賞としてはかなり低調なメンバーであったためこの順位はどうか。

グリューネグリーンはメンバーレベルが低いレースでも苦戦しており、クラシック路線のレースでは惨敗が続いていたことを考えると今回出走するソールオリエンスよりもかなり劣る。あえてこの馬を買う必要はないと見ている。

 

・ジオグリフ 牡5 (予想オッズ7人気)

前走チャンピオンズカップ、前々走南部杯ではダートを使い惨敗しており、適正面が大きいと判断し度外視。

3走前宝塚記念はメンバーレベルが高いレースであった。展開としてはペースが流れたことで逃げ先行馬が完全に潰れる展開だった。ジオグリフは中団外目を追走して9着であった。ただ展開面を加味すると基本的には後方にいた馬に差されているだけなので評価を下げる内容ではなかった。

ジオグリフは一昨年の皐月賞を制して以来ハイレベルなGⅠを使い続けてきたこともあり敗戦が続いているものの大きく負けているレースは少なく、GⅡレベルであれば善戦してもおかしくはないため、人気が落ちているのであれば抑えたい一頭である。

 

今回紹介した馬は穴でも結構狙えそうな馬が多かったと思います。明日の全頭分析では1番人気想定のソールオリエンスにも触れられると思いますので読んでいただけたらと思います。