こんにちは、競馬予想マンです。
本日が東京新聞杯の全頭分析ラストになります。1番人気予想のマスクトディーヴァも含め、分析内容を確認いただければと思います。
・マスクトディーヴァ 牝4 (予想オッズ1人気)
前走秋華賞は馬場は内外フラットであったものの、スローペースな流れとなったため結果として内をロスなく回った馬が好走する展開となった。マスクトディーヴァは中団後方で序盤は外目、中盤は内目に入れ、直線では前が詰まり外に進路を切り替えるロスがあった。直線では上がり最速で勝ち馬に迫る2着であった。直線でスムーズに追い出して勝ち馬のリバティアイランドに勝てたかは微妙であるものの、リバティアイランドがその後昨年最もレースレベルが高かったジャパンカップで2着に来ており、秋華賞2着は評価できる内容であった。
前々走ローズステークスは前半のペースがかなり早く前が潰れる展開となった。マスクトディーヴァは中団外目からの競馬であったが2番目に早い上がりを使って勝利する非常に強い内容であった。2着以降は後方馬群の馬が上位に来ており、特に強い内容であった。
マスクトディーヴァは4走前の負けこそ気になるものの、近2走の内容が非常に良く、位置取りも騎手次第である程度融通が効きそう。まだ枠順は発表されていないが、今回買うべき1頭である。
・マテンロウスカイ セ5 (予想オッズ4人気)
前走リゲルステークスは先行馬が上位を占める前残りの展開となった。マテンロウスカイは2番手での競馬で直線逃げ馬と並ぶとそのまま差して勝ち切った。このレースは今回メンバーと比べてもレベルが低く、展開が向いての勝利のため素直に評価できる内容ではなかった。
前々走カシオペアステークスはやや早いペースの流れで前潰れの展開となった。マテンロウスカイは中団内目で脚溜めたものの4着に敗れた。内容自体は流れに乗っての4着でリゲルステークスよりはメンバーが強かったものの、今回と比べると物足りない。
マテンロウスカイは脚質的には比較的自在であるが、前目につける競馬が多く、今回も前目につけるような競馬になるかなり厳しい。後方からの競馬かつ前潰れの展開でどこまでやれるか。人気になるようであれば切りたい一頭。
・ルージュリナージュ 牝5 (予想オッズ14人気)
前走ターコイズステークスは馬場が内外フラット、ペースは平均的なペースであったものの内前を通った馬が比較的上位に来る展開となった。ルージュリナージュはスタートで加速できず後方からの競馬となった。また終始外目を回り、最終コーナーでも大外を回す不利があっての11着と度外視できる内容であった。
前々走ユートピアステークスは馬場が内外フラットでペースはスローであったものの差しも決まる展開であった。ルージュリナージュは出遅れて後方からの競馬になったが上がり最速で差し切った。メンバーレベルが今回一気に上がるためどこまでやれるか。
ルージュリナージュはスタートがあまり良くなく後方からの競馬となることが多いので展開に左右されやすい。ただ今回そこそこペースが流れそうなメンバー構成のため、前潰れで展開が向く可能性がある。近3走上がり最速を使っているように追い込み競馬になればワンチャンあるか。予想オッズ通りなら面白い穴馬の一頭となる。
本日出走馬が発表されましたので今回の全頭分析は以上3頭となります。
実績、レース内容から見るとやはりマスクトディーヴァは人気になって当然というところでしょうか。
東京新聞杯の最終見解はまた枠順発表後に公開いたしますので、是非読んでいただければと思います。
