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【全頭分析①】東京新聞杯2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

今週末行われる東京新聞杯の出走馬について全頭分析をしていきます。先週に引き続き、今回も出走予定馬が多いため、数回に分けて記事を書いていきますので是非全部読んでいただければと思います。

 

・アヴェラーレ 牝6 (予想オッズ9人気)

前走京都金杯は開幕週初日に行われ、内が有利な馬場状態で行われた。レースはハイペースであったものの、実際は逃げたドルチェモアが後続を引き離す競馬をしていたため、2番手以降はミドルペースであったと思われる。アヴェラーレは大外枠ということもあり、中団で終始外を回る形での競馬となり、直線では脚を伸ばすも届かずの4着と負けて強しの内容であった。

前々走スワンステークスは馬場が内外フラットな状態で行われたものの内を回した馬が好走したレースであった。アヴェラーレは中団外目での競馬とややロスの多い競馬で、勝ち馬と0.5秒差の7着に敗れている。このレースは1,400mでスプリント路線の馬も出走しており、マイル路線のレースと比較するとややレベルが落ちると考えられる。ただ、重賞勝ち馬が多いレースで、5着のウインマーベルや9着のトウシンマカオもこのレースの後重賞を制していると考えると低く見積もる必要もないと考えている。

アヴェラーレはローカル重賞ではあるものの、昨年マイルGⅢを制しており、一定以上の力を有している。直線の長い東京コースは鋭い末脚を持ったこの馬にとってプラスで近2走の結果で人気が落ちるのであれば狙いたい1頭である。

 

・アスクコンナモンダ 牡5 (予想オッズ12人気)

前走キャピタルステークスは逃げ馬不在のスローペースな流れで前有利となった。アスクコンナモンダは後方2頭目での位置での競馬で、直線では猛追したものの前の馬を捉えられずの3着であった。展開が向かないながらも重賞で好走歴のあるプレサージュリフトに0.3秒差と迫った点では評価できるものの、勝ち馬のドーブネに0.5秒離されており、そのドーブネが京都金杯で14着に敗れていることを考えるとややレースレベルが低かったように思う。

前々走京成杯オータムハンデキャップはグラニットがミドルペースで逃げたものの、2番手以降はややゆったりとしたペースの流れとなった。馬場が内有利であったこともあり、上位は内を通った馬で決着した。アスクコンナモンダは最後方での競馬となり、終始1頭分外を回らされていたことから9着に敗れはしたものの度外視できる内容であった。

アスクコンナモンダは重賞以外ではほとんど大崩れしていないものの、これまで好走してきたレースのレベルが低く、今回のメンバーレベルでは通用しない可能性が高いと考えている。

 

・ウインカーネリアン 牡7 (予想オッズ5人気)

前走BCマイルは海外レースのため度外視。

前々走毎日王冠は開幕週に行われたものの馬場は内外フラットであった。スローペースな流れで勝ち馬は好位のインで脚を溜めて直線抜け出してから粘り込んでの勝利であった。ウインカーネリアンは逃げて展開に恵まれたものの直線で勝ち馬に交わされ、最後方から伸びたアドマイヤハダルにも差されての5着で評価できない内容であった。

3走前の安田記念は国内マイル戦では最高クラスのメンバーが集まったレースであった。馬場は内外フラットで、差しも決まる展開となった。ウインカーネリアンはミドルペースで逃げたが、直線に入ってすぐに先行馬に捕まって8着に敗れた。ただ、その後の重賞でも活躍しているソウルラッシュやナミュールにも先着しているため今回のレースレベルを踏まえれば悲観する内容ではなかった。

ウインカーネリアンは出だしのスピードがあり、おそらく逃げることが予想される。先週の東京の馬場を考えるとやや内が有利であるため、昨年の東京新聞杯を制した時と同様に展開が向く可能性がある。当日の馬場を確認する必要があるものの

、先週の馬場が継続するようであれば抑える必要がある1頭である。

 

・ウンブライル 牝4 (予想オッズ4人気)

前走NHKマイルカップは雨の降る稍重の馬場で行われた。ペースはミドルペースだったが、前潰れで差し有利の展開となった。ウンブライルは後方2頭目で脚を溜めて直線では鋭い末脚で頭差まで勝ち馬に迫っての2着であった。差し有利な展開のため見た目ほどは強くないか。また勝ち馬のシャンパンカラーがその後安田記念で14着であったことからこのレース自体のレベルが低かった可能性を考慮する必要がある。

前々走ニュージーランドトロフィーは内外フラットな馬場で行われ、レースはハイペースな流れであった。ハイペースな流れのため、この時逃げた馬と2番手の馬は後退したものの差のない3番手で競馬したエエヤンが勝ちきった。ウンブライルは後方外目からの競馬で直線では上がり最速で迫るも2着に敗れた。ハイペースを前目で押し切ったエエヤンが強く見えたレースではあったものの、エエヤンはその後古馬重賞で大敗を続けている。また3着のシャンパンカラーとウンブライルは差のない競馬であり、NHKマイルで書いたようにこのレースもレースレベルを疑う必要がある。

ウンブライルは同世代の牝馬の中では能力こそ高そうで、同世代戦で大敗したのは展開が向かなかった阪神ジュベナイルフィリーズのみである。ただ、後方からの追い込むタイプのため先週の東京の馬場が続くようなら割引く必要がある。また、これまでのレースレベルが低かったと見る場合、今回のレベルでは通用しない可能性があるため、人気となるのであれば買いづらい1頭である。

 

・カルリーノ 牡8 (予想オッズ22人気)

前走ニューイヤーステークスは前が残る展開で5番手までの馬で1〜3着が決した。カルリーノは出遅れて最後方からの競馬で展開が向かない中での10着であった。

前々走リゲルステークスはスローペースで先行馬が上位を独占する結果となった。カルリーノは後方からの競馬で展開が向かずの12着であった。

近2走展開が向かずの凡走を続けているが、今回さらにレベルの高いメンバーが集まるため流石に能力が足りていないと考えている。

 

・カルロヴェローチェ 牡4 (予想オッズ6人気)

前走NHKマイルカップはウンブライルの際に書いた通り、雨の降る稍重の馬場で行われた。ペースはミドルペースだったが、前潰れで差し有利の展開となった。カルロヴェローチェは中団前目での競馬で直線ではそこまで脚が伸びず5着に敗れた。この時4着のダノンタッチダウン古馬との対戦で凡走を繰り返しており、カルロヴェローチェは一頭分前にいたダノンタッチダウンを交わせなかったことを考えると今回のメンバー相手では厳しいと感じる。

前々走ファルコンステークスは1,400mの重賞と同世代でもややレースレベルが低いレースであった。カルロヴェローチェは直線で内に包まれて追い出しが遅れてハナ差の2着で敗れており、内容としては負けて強しの内容であった。

カルロヴェローチェは同世代戦では好走していることが多いものの、ウンブライルよりさらにレースレベルが低いレースを使ってきての好走であるため、今回のメンバー相手では厳しいと思われる。カルロヴェローチェを買うのであればウンブライルの方が良さそうではある。

 

今回振り返った馬の中に穴目の狙いたい馬がいましたが、馬場やメンバー構成によっても買い目は大きく変わってきそうです。

明日も全頭分析の続きを投稿しますので是非読んでいただけると嬉しいです!