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【全頭分析③】AJCC2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

昨日、一昨日と出走予定馬の分析記事を投稿して来ましたが、本日残り4頭についても記事を書いていこうと思います。本日の4頭は特に有力馬が多いので読んでいただけると幸いです。

 

・ボッケリーニ 牡8 (予想オッズ1人気)

前走チャレンジカップは平均ペースで馬場は内外それほど差はなかった。ボッケリーニは中団での競馬で4コーナーではロスのない内を選択した。あまりキレる脚がある馬ではないがこのレースでは上がり最速を出すもハナ差の2着で敗れた。勝ち馬のベラジオオペラはダービー4着と好走しており、皐月賞も10着とはいえ展開面の不利を考えると度外視できる内容であったことから、それと差の競馬をしたボッケリーニも高い評価を与える必要がある。またこのレースで7着に敗れたリカンカブールがこの後中山金杯で勝利していることを考えるとメンバーレベルも低い水準ではないと考えられる。

前々走京都大賞典は馬場の内がやや有利かつ前目の馬が残る展開となった。ボッケリーニは5番手で内をロスなく回っての2着と着順ほど評価できる内容ではなかった。ただこのレースのメンバーレベルを加味すると今回のAJCCではレベルが一回り落ちるため悲観する内容でもない。

ボッケリーニはGⅠでこそ好走できていないものの、GⅡ,GⅢではトップクラスで安定感のある走りをしており、これまで戦ってきた相手のレベルが高いことも含め、今回人気であっても高い評価を与える必要がある。

 

マイネルウィルトス 牡8 (予想オッズ4人気)

前走ステイヤーズステークスは中団より前目にいた馬で決着する展開であった。マイネルウィルトスは長距離ということもあり、普段より前目の位置での競馬となったため、結果として展開に恵まれての3着であった。メンバーレベルは長距離のためやや低調ではあったものの、3,600mの特殊条件と見れば度外視できる内容である。

前々走アルゼンチン共和国杯は馬場がやや内有利の中、マイネルウィルトスは終始大外を回わらされるロスの多い競馬で2着まできている点で評価できる内容であった。メンバーレベルはGⅡとしてはやや見劣りするものの、上位の馬は重賞でそれなりの結果を残しているため、今回は高い評価を与えてもよい。

マイネルウィルトスも重賞では比較的崩れることが少ない馬で、特にペースが緩むレースでは好走している。明確な逃げ馬がいない今回のレースでも好走する可能性があると考えている。

 

・モリアーナ 牝4 (予想オッズ2人気)

前走秋華賞は比較的内側を通った馬が上位に来ており、モリアーナも内をロスなく回っての5着であった。ほとんど差のない競馬をしていたハーパーがエリザベス女王杯3着、ドゥーラがクイーンステークス1着と見れば、モリアーナにもそれなりの評価を与える必要がある。

前々走紫苑ステークスはハイペースで前潰れの展開であり、馬場はやや内有利であった。モリアーナは内の後方で脚を溜め、直線で一気に差し切る派手な勝ち方であった。ただ先述の通り内有利の前崩れの展開かつ直線の進路取りもスムーズだったため過剰な評価は禁物である。メンバーレベルもこの世代としては高いレベルではないことから着順ほど評価できる内容ではなかった。

秋華賞1,2着以外の4歳牝馬の世代レベルがまだ疑問視される中、人気が出るようであれば買いづらい馬であるものの、斤量が他より2〜3kg軽いのは魅力的である。内前有利な馬場になると差し切れない可能性が出てくるため、当日の馬場次第では評価を落とす必要も出てくる。

 

・ラーグルフ 牡5 (予想オッズ6人気)

前走札幌記念はハイペースではなかったものの前半前目につけた馬が潰れる展開となった。ラーグルフは中団外目を追走し、直線伸びずの8着であった。メンバーレベルはGⅡとしてはかなり高く、その中での8着であれば悪くはない。ただ1着に2.2秒離されている点をどう評価するか。

前々走大阪杯はかなり内前有利で2着のスターズオンアースを除いて上位は全て内or前を通った馬である。ラーグルフは後方2頭目の位置での競馬で展開に恵まれない中での11着で度外視できる内容であった。

昨年中山金杯1着、中山記念2着と成績を残しており、重賞でも好走できるポテンシャルはあると見ている。予想オッズでは6人気であるため、中穴としては面白い一頭である。枠と当日の馬場状態次第では評価を上げたい。

 

以上、3回に分けて全頭解説して来ましたがいかがでしたでしょうか。

枠順がまだわかっておりませんので最終的な見解はまた週末に記事を上げられればと思っております。それでは!