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【全頭分析①】金鯱賞2024予想

こんにちは、競馬予想マンです。

 

今週末行われる金鯱賞の全頭分析を書いていきますので是非最後まで読んでいただければと思います。

 

・アラタ 牡7 (予想オッズ11人気)

前走中山金杯は若干馬場は内有利かつスローな流れとなったため、中団より前にいた馬が上位を独占する内容であった。アラタは好スタートを決めて内の良いポジションを取ったものの、最初のコーナー付近で掛かってしまい、一気に最後方付近まで下げた。直線ではそれなりの脚は使ったものの展開に恵まれず13着に敗れた。普段はそれほど暴走する馬ではないためこのレースに関しては度外視して良いと考えている。

前々走オールカマーは内外フラットな馬場で行われ、ペースもミドルペースであったことから差しも決まる展開となった。アラタは中団後方からの競馬で最終コーナーでは大外を回すロスの多い競馬で前との差を詰められずの13着であった。内容自体は負けすぎであるもののメンバーレベルが昨年のGⅡの中でも特に高かった。

アラタは近3走大敗しているものの、昨年の巴賞では内前有利な展開の中、先日の中山記念で2着だったドーブネを差し切っており、重賞でも通用するレベルであると考えている。枠や展開次第ではあるものの現状の人気ならば抑えるべき1頭と考えている。

 

・エアサージュ 牡6 (予想オッズ5人気)

前走飛鳥ステークスは馬場は内外フラットであったものの、スローな流れであったためややや前有利な展開となった。エアサージュは好スタートから離れた2番手での競馬となり、楽な立ち回りで直線で抜け出すとそのまま勝ちきった。この時2,3着の馬が次走勝利しており、メンバーレベル自体は3勝クラスとしては高めであったと考えている。

前々走オリオンステークスは内外フラットな馬場状態でややゆったりとしたペースであった。エアサージュは逃げ馬がいないメンバー構成であったため、押し出される形で先頭に立った。ペースが落ち着いたこともあり、直線ではなんとか逃げ粘っての2着であったものの、最後方付近で競馬をしていたビューティーウェイに迫られていることを考えると着順ほど評価できる内容ではなかった。

エアサージュは芝では継続して安定した走りをしているもののメンバーレベルがやや低めなレースも多く、現状の予想オッズほどは評価し難い。ただ先行する脚質のため、今回開幕週に行われる点では展開には恵まれやすい。

 

・ショウナンバシット 牡4 (予想オッズ10人気)

前走仁川ステークスは初ダートのレースで適性が不明のため一旦度外視する。

前々走AJCCは内外フラットであったものの大外を回しすぎると届かないレースであった。ショウナンバシットは離れた2番手で比較的楽な位置での競馬となった。最終コーナーで先頭の馬をかわしに行ったもののかわしきれずにそのまま後退した。タイム自体はそれほど離されていないがやや評価し難い内容であった。

3走前ジャパンカップは昨年の国内GⅠで最もハイレベルであったと言っても良いレースであった。展開としては、パンサラッサが大逃げしたため、2番手は1,000m60秒ほどでGⅠとしてはややゆったりしたペースであった。その結果、1〜3着は3〜5番手の馬で2番手の馬も5着に残っている。ショウナンバシットに関しては、8番手付近での競馬で常に外を回らされていたこともあり11着であった。結果は2桁着順であったものの10着のディープボンド(重賞好走歴多数)と同程度の結果と見ればそこまで悲観する内容ではないように思われる。

ショウナンバシットは能力的には今回足りなく見えるものの先行力があり、開幕週の馬場が向く可能性があるため注意を払っておきたい。

 

・シーズンリッチ 牡4 (予想オッズ9人気)

前走菊花賞はショウナンバシットで記載した通りの流れで前が若干有利であった。シーズンリッチは中団内目での競馬で直線では伸び切らずの12着と力負けの内容であった。

前々走神戸新聞杯はやや内有利な馬場状態でスローな流れとなったため前有利の展開となった。シーズンリッチは外目の枠だったこともあり、2番手の外目を追走した。終始外を回らされていたというのはあるがスローペースに恵まれての10着は評価できない内容であった。

シーズンリッチは先行力があるものの今回のメンバー相手では流石に能力が足りないと考えている。枠と馬場が向いてどこまでやれるか。

 

・タガノパッション 牝6 (予想オッズ14人気)

前走愛知杯は内外フラットな馬場だったが前半に前の馬がやり合いハイペースとなった。タガノパッションは中団後方の内目での競馬で直線では内から外に進路を切り替えて勝ち馬に迫る2着と強い内容であった。ただメンバーレベルは牝馬限定戦ということもあり重賞としてはイマイチであった。

前々走トルマリンステークスはダートで適性外の可能性があるので度外視。

3走前小倉日経オープンは内外フラットな馬場であったが逃げ馬のみハイペースであったため早めに潰れた。2番手以降はそれほどペースが上がらず、先団の馬が残る展開となった。タガノパッションは中団外目からの競馬で道中押し上げていき最終コーナーでは先団に取りついたものの差し切れずの4着であった。内容自体は悪くないものの、メンバーレベルがそれほど高くない中で外から勝ち馬に差されていることを考えるとやや能力不足であったか。

タガノパッションは特別レースでも安定した走りで成績こそ残しているものの重賞レベルだとやや力不足な印象で後方からの脚質が今回向かない可能性がある。人気はなさそうなので紐で抑える程度までの評価。

 

今回はほとんど穴馬の紹介となりましたが、面白そうな馬はいましたでしょうか。次回は1人気想定のドゥレッツァにも触れていきますので是非参考にしていただけると嬉しいです。